１０月１日（日）
『神様がくれた指』（佐藤多佳子 新潮社）、『肩胛骨は翼のなごり』（デイヴィッド・アーモンド 東京創元社）、『いつも心に好奇心！』（はやみねかおる・松原秀行 講談社青い鳥文庫）購入。
帰宅後、仕事をしないことにこれほど解放感があるとは。とてもリラックスできる。
だけど、仕事の方はたまる一方。家でできない仕事なので、いよいよ休日出勤するしかないかも。
１０月２日（月）
『超・博物誌』（山田正紀 集英社文庫）、『ショート・トリップ』（森絵都 理論社）、『不平等社会日本』（佐藤俊樹 中公新書）、『中国料理の迷宮』（勝見洋一 講談社現代新書）買う。
１０月３日（火）
『ナイトメア☆チルドレン ２巻』（藤野もやむ エニックス）、『あの日見た桜』（藤野もやむ エニックス）、『ロベルト・ジョビーのカード・カレッジ １』（ロベルト・ジョビー 東京堂出版）購入。
夜、とても珍しいことが起こる。
いま、立っているところが少しわかってきた。
年をとるということは、自分のできないことにひとつずつ気付いていくということだ。
それがわかっただけでも、有意義な１日だったと思う。
１０月４日（水）
『日本SF論争史』（巽孝之編 けい草書房）買う。
１０月５日（木）
『ラ・ロシュフコー箴言集』（岩波文庫）、『血は異ならず』（ゼナ・ヘンダースン ハヤカワ文庫）、『へびつかい座ホットライン』（ジョン・ヴァーリイ ハヤカワ文庫）、『SF Japan 2000年秋季号』購入。
帰宅後、ベル・アンド・セバスチャンの『ドッグ・オン・ホイールズ』を聴きながら、メールのチェック。
会社の同期からのメールが色々来てるが、職種と勤務地の違いからまったく別の会社に勤めてるような気にさせられる。
１０月６日（金）
『犬が来ました』（松井千尋 集英社コバルト文庫）、『窓辺には夜の歌』（田中芳樹 講談社ノベルス）買う。
１０月７日（土）
『ヒカルの碁 ９巻』（ほったゆみ 小畑健 集英社）買う。
１０月８日（日）
『彼氏彼女の事情 １０巻』（津田雅美 白泉社）、『まるいち的風景 ４巻』（柳原望 白泉社）買う。
１０月９日（月）
『上と外 ２巻』（恩田陸 幻冬舎文庫）、『活字博物誌』（椎名誠 岩波新書）買う。
１０月１１日（水）
上司の気遣いにより、仕事が大いに進む。休日出勤しなくても、よい感じ。
夜、そのことを友人に電話で話したら、「上司に気つかわせてはいかんよ。部下が上司の気をつかわなきゃ」と云われる。深く反省。
１０月１２日（木）
友人と昼食。宋さんの飲茶にて。オーダーストップが９時半と遅いのが嬉しい。今度は夜に来てみよう。
その後、なりゆきで映画を一緒に観る。
蠍座で「マイ・リトル・ガーデン」。美術が素晴らしい。光のつかい方が抜群。瓦礫の山と舞い落ちる埃。これほど美しい廃墟は初めて見た。
続いて、東宝日劇で「X−メン」。友人の勧めで２階席へ。感動的なまでに観やすい。この映画館は２階席のために造られていることを知る。いちどでも２階で観ると、もう１階では観られない。
続編前提の脚本。ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンがよい。悲しき戦士。孤独な筋肉男。
１０月１３日（金）
『伝説は永遠に １巻』（ロバート・シルヴァーバーグ編 ハヤカワ文庫）、『グイン・サーガ ７５巻』（栗本薫 ハヤカワ文庫）、『イティハーサ ６巻』（水樹和佳子 ハヤカワ文庫）、『漫画の時間』（いしかわじゅん 新潮OH！文庫）買う。
１０月１６日（月）
目が覚めたら１１時。洗濯はあきらめて出かける。
東宝公楽で「五条霊戦記」。アクション、もっと頑張ってほしい。役者はよくやってる。撮り方が全然進歩していない。
時間がないので、マックで遅めの昼食をとってからシアターキノへ。「リトル・チュン」を観る。尺が長い。エピソードを刈り込んで整理したほうが映画としては観やすくなると思う。が、それがこの作品の意図に合っているとは限らない。複数のプロットを並列的に見せることで、少年のある時期をリアリスティックに描写することに成功しているとも云える。「できすぎたストーリー」はリアルじゃない。
アニメイトで『SMILE！ ２巻』（柊あおい 集英社）買う。
夕食は「えび天」。カウンターで「リトル・チュン」のパンフを開く。巻頭のエッセイの歯切れ良く、たたみかけるような文体に誰かと思ったら、馳星周。
夜、HPの整備と更新。
１０月１７日（火）
洗濯機を４回まわしてから、部屋の掃除をして、クリーニングに出しておいた夏物をとってきたら、午後３時。
『彼氏彼女の事情 １０巻』、『まるいち的風景 ４巻』を読む。
１０月１９日（木）
『不過視なものの世界』（東浩紀 朝日新聞社）、『純愛時代』（大平健 岩波新書）、『アフタヌーン・ティーの楽しみ 英国紅茶の文化誌』（出口保夫 丸善ライブラリー）買う。
『ダ・ヴィンチ』を読んでたら、菅浩江の『メルサスの少年』が徳間デュアル文庫から再刊されるとのこと。おいしすぎるぞ。デュアル文庫。
１０月２０日（金）
『思考の用語辞典』（中山元 筑摩書房）買う。
『フリッカー、あるいは映画の魔』（文春文庫）読了。
映画は魔法だ。
１０月２３日（月）
目覚ましをセットしないで気合いを入れて寝ていたら、１２時。
夏の布団をクリーニングに出してから、大通へ。
昨年まで着ていた冬物のコートがかなりくたびれていて、そろそろ買い時。パルコでポール・スミスのコートを買う。服を買う行為はひと目惚れだ。自分の中にある欲しいもののイメージが確固たる実像としてクリアになる瞬間がある。無理して買わないで、その瞬間が訪れるまで待つのが賢い。本当に欲しいものは、見た瞬間に「これを買わずになにを買う」という気持ちにさせられるものだ。今回のコートもまさにひと目惚れ。はおった瞬間に即決。
タワーレコードでドッグ・ヘア・ドレッサーズの『LOW−NIN』。
アニメイトで『戦闘員ヴォルテ』（谷甲州 徳間デュアル文庫）、『銀河郵便は”愛”を運ぶ』（大原まり子 徳間デュアル文庫）、『スイッチ』（望月花梨 白泉社）。
デュアル文庫の来月のラインナップに、またまた菅浩江の『＜柊の僧兵＞記』が。元本はソノラマ文庫で、実はずっと探している１冊。卑怯だぞ、デュアル文庫。
１０月２４日（火）
スガイで「シュリ」を観る。
アクションの切れは水準を軽くクリアし、メインストーリーとラブストーリーの絡ませ方も見事。
夜、久し振りに飲む。
なすべき時になすべき事ができた。
それは、ひとつの収穫。
１０月２５日（水）
『翻訳夜話』（村上春樹・柴田元幸 文春新書）買う。
１０月２７日（金）
『ブルー・プラネット』（笹本裕一 ソノラマ文庫）、『ファイアストーム』（秋山完 ソノラマ文庫）買う。
１０月３０日（月）
午前中、雑用をすませた後、会社。
午後いっぱい仕事。
夕方、蠍座へ。途中、パセオで鯛焼きを買い、食べながら向かう。
「ミフネ」を観る。
とても良かった台詞。
「人生は大きなクソよ。それをかじりながら毎日生きてる」
夜、飲む。
１０月３１日（火）
『一人の男が飛行機から飛び降りる』（バリー・ユアグロー 新潮文庫）買う。