１１月２日（木）
昼過ぎから外出。
アニメイトで『ああっ女神さまっ ２２巻』（藤島康介 講談社）、『ベルセルク ２０巻』（三浦建太郎 白泉社）、「無限のリヴァイアス ７巻」（DVD）を買ってから、蠍座へ向かう。昼食は鯛焼き２個。
「グリーンマイル」を観る。演出のタメは完璧、俳優の演技も絶品。すばらしく完成度の高い映画であることは認めるけど、わざわざオレが評価するまでもないな、という感じ。
大丸藤井でルーズリーフと大型の名刺ホルダーを買う。
ピヴォのタワーレコードで小谷美紗子の『宇宙のママ』。
電車通りのハンバーグ専門店で夕食。
１１月４日（土）
夜、友人に会う。
腹ごしらえの後、夜しかやっていない（しかも１２時には閉まってしまう）こぢんまりとした喫茶店を経て、馴染みのワインバーへ。最後は雑居ビルにあるソウルバー。
大いにしゃべり、大いにぶちまけ、大いにうちのめされる。
帰宅は午前３時。シャワーを浴びて寝る。明日も仕事で７時起き。
１１月６日（月）
午前中、洗濯機を回しながら名刺の整理。
昼食にネギを丸々２本入れたラーメンを食べたのち、外出。
ピヴォのフランフランでいい感じのソファを見つけるが、いまの部屋に置くのは難しい。ベッドをやめて布団で寝るようにすれば置けるけど、布団は嫌いなのだ。
スガイで「グリーンデスティニー」を観る。
ストーリーは滅茶苦茶。破綻寸前のところを役者の存在感で無理矢理ひっぱっていく。アクションが素晴らしいので、そこを楽しむのが正しい観かた。シーンの美しさも特筆すべき。荒野を馬で並走するシーン。廃墟のなかでヒロインが雨に打たれるシーン。ため息が出るほど完璧。
夕食は近所のラーメン屋で鶏とピーマンの正油炒め。
１１月７日（火）
『彼方から １１巻』（ひかわきょうこ 白泉社）買う。
「アンジェラの灰」観る。
飲んだくれのダメ親父を演じるはロバート・カーライル。こういう役をやらせたら抜群。２時間２５分という決して短くない時間を断片的なエピソードの集積だけで観せ切ってしまうあたり、さすがアラン・パーカーである。
１１月８日（水）
『HUNTER×HUNTER １０巻』（富樫義博 集英社）買う。
１００円ショップでブラシを買い、バスルームを磨く。とてもきれい。
１１月１３日（月）
洗濯物が溜まっているけど、無視して外出。
ピヴォのタワーレコードでエンヤの『ア・デイ・ウイズアウト・レイン』、ハード・ロマンティックの『ソプラーニ』を買う。階下の無印良品でスタンドファイルボックス。
続いて東急ハンズで物干し台を探すが、気に入ったものがない。ハイベッドの下に置くために高さが７５センチ以下でなければならないのだが、どれもこの条件を満たさない。
ちゃおずで日替わりランチ（和風ステーキ）。
腕時計の文字盤がズレているので修理を頼もうと思ったら、固定用のツメが折れており修理は不可とのこと。高校入学のときから使っているものであり、そろそろ寿命か。ヨドバシカメラで時計を見る。初めは当座をしのぐための安物を買うつもりだったけど、結局それなりのものを購入。シチズンのアテッサ。ムーヴメントは光発電方式で、月末のカレンダー修正不要というところが面白い。
帰る途中、ダイエーで物干し台を購入。高さは７１センチ。
帰宅後、クリーニングに出しておいたタオルケットを受け取り、秋物のジャケットを預ける。
夕食は近所の中国料理屋で挽肉と大根の辛子炒め煮。
１１月１６日（木）
「金髪の草原」を観る。
真面目だけど、どこか壊れている不安定な少女像を表現した池脇千鶴が素晴らしい。あいかわらずスクリーンの中での存在感は圧倒的。酔っぱらってクレープを食べるシーンがいい。
東急ハンズで、じゅうたんのシミ抜き用の洗剤を買って帰る。帰宅後、早速試してみる。シミになったところに洗剤を吹き付け、タオルの切れ端でくるんだ歯ブラシでこすった後、固く絞った雑巾で汚れをふき取る。予想以上にきれいになった。
１１月１７日（金）
『文庫版 イティハーサ ７巻』（水樹和佳子 ハヤカワ文庫）買う。
１１月１８日（土）
『サンティアゴ 上・下巻』（マイク・レズニック 創元ＳＦ文庫）買う。
１１月２０日（月）
午前中、洗濯。午後から会社。
『レヴィ＝ストロース入門』（小田亮 ちくま新書）買う。
シアターキノで「ざわざわ下北沢」。
映画全体に漂うダラダラ感。ラストにおいては下北沢的なものが否定されていると解してよいのか？
東急ハンズでクリスマスカード、丸井でウールのグローブを買う。
夜、友人と電話。
深遠で浅薄で具体的で抽象的な話を２時間以上。
午前３時就寝。
１１月２１日（火）
東映パラスで「ｅｋｉｄｅｎ」を観る。
タイトルに偽りなし。駅伝を下敷きにしたラブストーリーではなく、あくまでテーマは駅伝。「走りもの」というのは何故か感動させられてしまう。「炎のランナー」、「運動靴と赤い金魚」……。リアリティとファンタジーが絶妙にブレンドされた終盤が見事。駅伝のランナーたちは、何を次のランナーに託しているのか？
大丸藤井で来年の卓上カレンダーを買う。
部屋に帰ると、留守電にインフルエンザのワクチンが用意できた旨の伝言。早速、予防接種を受けるため病院へ。
洗濯の後、夕食に出かけたところ、しばらく歩いてから本を忘れたことに気付き、途中の古本屋に飛び込む。料理を待っている間、読むものがないことに耐えられないのだ。『本の雑誌』１９９６年２月号を購入（１０５円）。４年前の『本の雑誌』を読みながら肉野菜炒めを食べる。
１１月２７日（月）
９時半に目が覚め、寝直したら１２時。
バナナとトーストで朝食をすませてから外出。
東急ハンズでシステム手帳とランチョンマットを買う。
シアターキノで「ひまわり」。
ディティールの上手さが光る。
１１月２８日（火）
東急ハンズでハンマー、ハトメヌキ、ゴム板。
シアターキノで「ひかりのまち」を観る。
手持ち１６ミリカメラ、照明なしという条件でこれほど美しい映像が撮れることは驚き。ようはセンスと技術の問題。無造作に見えて、緻密な構成。〇〇からの留守電が感動的。
薄手のジャケットを探して、あちこち見て回り、パルコのポールスミスで購入。ダークグレーでかなりスリムなデザイン。いわゆるポールスミス「らしい」着こなし（クラシックなスーツにカラフルなシャツを合わせたりとか）は好みではないが、個々のアイテムの都会的な雰囲気が気に入っている。
夕方から一気に冷え込む。冬が来る。
１１月２９日（水）
『文庫本を狙え！』（坪内祐三 晶文社）買う。
１１月３０日（木）
蠍座で「スティル・クレイジー」を観る。
ロックの基礎知識があった方が確実に楽しめるが、なにも知らなくても素直に感情移入できてしまう丁寧なつくり。
夕食はじゃがいもとベーコンのコンソメ煮とフランスパン。
食卓に使っていたテーブルを片付けた。今後は、ひとつの机でパソコンデスク兼書き物机兼食卓とする。