８月１日（火）
洗濯、掃除を済ませてから、友人Sに頼まれていたコラムをメールで送る。
極めて暑い。洗濯機の上の温度計は３４℃を示している。机の上のペットボトルの中身がたちまちぬるくなる。
昼食はネギをたっぷり入れたラーメン。卵二個つき。
報告書を書いてから、HPを少しいじる。トップページからダイレクトで最新の日記につながるようにして、日付も入れることにした。この方が見やすいかな？
「さくら」第５９〜６２話観る。知世ちゃんのやさしさに感動。
夕食は近所の中華料理屋で麻婆豆腐。
夜、薄井ゆうじの『満月物語』（ハルキ文庫）読了。
８月２日（水）
事の顛末は、こうである。
職場の嘱託の女の子、その子の旦那さん、うちの管理職の３人で飲みにいったそうだ。
その席上で、嘱託の子の旦那さんが侮辱されたと感じるようなことを、うちの管理職がやったらしい。「あんな奴のいる職場になんか、行かせない」と旦那さんは怒り狂い、電撃退社と相成ったわけである。
ちなみに、うちの管理職は東京本社時代に「セクハラおやじ」として、その名を轟かせていたらしい（伝聞につき、一部誇張あり）。
まあ、そういうわけだ。
なにしろ、「電撃」だから引継ぎなんか、まぁ〜たく、されていない。事情が事情だけに、訊くこともできない。今月末には大きなプロジェクトが控えているのに、どうなるのでしょう？
というわけで、明日は休日出勤なのさっ。ルンルン（っなわけねえだろ！！）。
８月３日（木）
昼から会社。
退社した女の子の担当分野に詳しい人が、応援に来てくれることが決定。
わーい！
捨てる神あれば、拾う神あり。
禍福はあざなえる縄のごとし。
人生万事、塞翁が馬。
８月４日（金）
『少年名探偵 虹北恭助の冒険』（講談社ノベルス）読了。
はやみねかおるの魅力は、キャラクターの面白さ。特に、語り手となる少女の造型が抜群。
８月５日（土）
小林恭二の『電話男』（ハルキ文庫）読む。
帯のコピーは「インターネット時代の光と闇を予見した不朽の名作」。未来予測が文学の目的ではないが、作家の想像力の射程について考えさせられる。
メールやチャット、ICQ、オディゴなどにハマッている人にぜひ読んでほしい。
８月７日（月）
午前中、HPの更新。
昼から会社へ。午後いっぱい、仕事。立て込んでいる。間に合うのか？
タワーレコードで、ザ・コアーズ「イン・ブルー」とレスプリの「天夢航海」買う。
アニメイトで『冥王と獣のダンス』（上遠野浩平 電撃文庫）、『ヒカルの碁 ８巻』（ほったゆみ・小畑健 集英社）。衝動的に『HUNTER×HUNTER』（富樫義博 集英社）の既刊９冊を一気買い。
夕食は近所の中華料理屋でエビ入り玉子炒め。
夜、９月の会議のための資料作り。ここ、４日くらいは毎晩これを書いていた。０時過ぎ完成。
８月８日（火）
書類の手直しとHPの更新をしてから、街へ。
数年前に行ったことのあるイタリア料理店を探すが、１時間近く歩きまわって結局みつからず。
帰宅後、『ヒカルの碁 ８巻』読む。人気投票の女性キャラ１位は、院生の奈瀬。このままじゃ、ヒロインの座を取られちゃうぞ、あかりちゃん。続けて、『HUETER×HUNTER』一気読み。クラピカが良い。壊れたキャラクター特有の凄絶な魅力がある。
森博嗣の『毎日は笑わない工学博士たち』（幻冬舎）を読んでいたら、１９９７年８月１日に夏エヴァに関する記述が。
「まあ、宮崎アニメの古さがわかる一作でしょう。古いのが悪くて、新しいのが良い、というわけではありませんが、森は一般に新しいものほど、好きです。思ったほど気持ち悪くもなかったし、難解でもなかった。説明が多過ぎるのでは、と感じたくらい。とにかく最高に面白かったので、「もののけ姫」と「STAR WARS」は今回はパス。お腹いっぱいだから。」とのこと。
説明が多いという感想には同感。夏エヴァはとてもわかりやすいと思う。
８月９日（水）
仕事帰りに『本の雑誌』、『ダ･ヴィンチ』、『上と外 １巻』（恩田陸 幻冬舎文庫）買う。
恩田陸は最近、すごい新刊ラッシュである。伝説的傑作『六番目の小夜子』でデビューした後、長い間、寡作作家であったのが嘘のようなハイペース。
８月１４日（月）
仕事が終わってから、小樽の実家へ帰る。小樽を訪れるのは３ヶ月ぶり。夜になると、半袖では少し寒いくらい。鈴虫が鳴いている。月は限りなく満月に近い。相変わらず、ファンタスティックな街である。
８月１５日（火）
午前のうちに札幌に戻る。
なにわで『文庫版 イティハーサ ４巻』（水樹和佳子 ハヤカワ文庫）、『てぬのほそみち』（須藤真澄 秋田書店）買う。帰宅後、洗濯機を回しながら、『アフタヌーン シーズン増刊』をパラパラ。
夜、書類の見直しをしていたら不明瞭なところを発見。う〜ん。立て込み度プラス５０。
８月１７日（木）
きょうわ、やすみです。
だけど、せんたくをしてから、かいしゃにいきました。
ずうっと、しごとをしてました。
ばんごはんわ、ちかくのラーメンやさんでたべました。
おふろにはいって、ねました。
８月１８日（金）
聞かない俺が悪いのか、教えない方が不親切なのか。
とにかく、もう、時間はないのだ。
８月１９日（土）
なんか、もう、どうでもよくなっちゃったな。
はっきりいって。
８月２２日（火）
地獄の第７階層から、涅槃の境地を一気に突き抜け、カリ・ユガの輝きが見えたような気がする。
すべてが終わり、なにもかも新しく始まったのだ。
８月２４日（木）
洗濯機を２回まわしてから、会社へ。学生の頃、よく行った北大近くのラーメン屋で昼食。大学生協で『新・戦争学』（文春新書）と『悪の対話術』（講談社現代新書）買う。
午後はずっと仕事。最近、全然疲れない。反面、食欲はないし、夜中にしばしば目が覚める。
大変、危険な徴候である。
帰り道、アニメイトで『天然コケッコー １３巻』（くらもちふさこ 集英社）と飯塚雅弓のニューアルバム『AERIS』、さらに『悠久組曲』（PS）を購入。
夕食は近所のラーメン屋。鶏肉とピーマンの正油炒め。
８月２８日（月）
仕事帰り、なにわへ。
『SFマガジン』、『鵺姫真話』（岩本隆雄 ソノラマ文庫）、『カランコロン漂白記』（水木しげる 小学館文庫）、『フルーツバスケット ６巻』（高屋奈月 花とゆめコミックス）。
帰宅後、『夢分析』（新宮一成 岩波新書）読了。
８月３１日（木）
休日出勤。
数えてみたら、連続１６日間会社に行っている。
さすがに疲れてきた。
帰宅後も１１時過ぎまで、仕事。