◆2007/01/11 更新◆
１１月９日（木）
会社に行かなくていいのは１４日振り。
日中は報告書作成。
夜、ＤＶＤで『君とボクの虹色の世界』を観る。映像と音楽のセンスが新鮮。
１１月１６（木）
新宿でコンタクトレンズを受け取ってから渋谷へ。
フランフランでアロマキャンドル、東急ハンズで卓上カレンダー、ロフトでクリスマスカードと年賀状を購入。
アミューズＣＱＮシアター３で『虹の女神』を観る。
客層はソロとペアが半々。
ここ数年続いている“泣き系”ブームに連なる１本だが、ブームの火付け役となった主題歌は大ヒットしたけど映画の方はいまひとつだったアレの五千倍はいい。「ああいう感じだろ」ですませて、観逃すのはもったいない。
気持ちをうまく伝えられない不器用な女の子と鈍感な男の子の物語。
映画が始まってすぐにあきらかにシーンにそぐわないＢＧＭが流れるが、その種明かしがされる辺りからぐいぐい引き込まれる。ヒロインが学生時代に撮った自主制作映画のテーマがメインテーマに直結して、序盤の伏線がクライマックスで回収されるとき、物語の骨子がくっきりと立ち上がる。小道具の使い方も完璧。
恋愛の無慈悲さと人を好きになることの残酷さ。
自分が何を持っているかは失ってはじめて気付くことがある。
喪失感に満ちた青春映画。
もう一度観たいとは思わない。だけど一生忘れない映画。
エンドロールがすごい。
新宿に戻って、伊勢丹でペンハリガンの香水を買う。香水を変えるのは５年振り。
１１月２２日（水）
正午起床。新宿で雑用を済ませてからジムへ。
夜はＤＶＤで『ナイロビの蜂』を観る。
グローバルな搾取の構造を描く。映像が美しい。赤いアフリカと青いイギリスの対比。
１１月２３日（木）
表参道で髪を切った後、スーツに合わせるシャツを探す。表参道ヒルズ、ユナイテッドアローズ、新宿に移動してビームス、伊勢丹を回るが気に入ったものは見つからず。
帰宅後、曇天が続いているので洗濯物を一気に片付けたくコインランドリーへ。
乾燥機が回っている間に『わたしを離さないで』（カズオ・イシグロ著／土屋政雄訳 早川書房）読了。ＳＦではなく寓話。徹底的にミニマムな描写に徹しながら、人間存在の根源に肉薄している驚くべき小説。
１１月２９日（水）
紀伊國屋サザンシアターで『エキストラ』（作・演出 三谷幸喜）。伊東四朗が見れただけで満足。たたずまいだけで笑える。東京ヴォードヴィルショーの年内最終公演の千秋楽ということで、伊東四朗の音頭で三本締め。