◆2006/08/10 更新◆
６月２日（金）
締切の厳しい仕事が１本。
６月３日（土）
締切は２週間後。
６月４日（日）
ある程度、段取りの目処が立つ。
あとは完成度と残り時間の綱引き。
いったん粗く仕上げてから、完成度を上げていこう。
６月１２日（月）
サッカーW杯始まる。
オーストラリア戦。
日本のゴール前には神がいた。
それでも結果が全て。
６月１４日（水）
１１時起床。
軽い二日酔い。
シャワーに入って洗濯をしてから会社へ。
夕方まで仕事。
夜は青山劇場で『メタル マクベス』（原作：W．シェイクスピア／脚色：宮藤官九郎／演出：いのうえひでのり）を観る。
近未来の戦国時代と８０年代バンドシーンの２つのパートが、やがて重なって行く。
圧倒的な構成力の超古典を下敷きに、異様な物語世界が立ち上がる。
超一級のエンターテインメント。
６月１５日（木）
１０時起床。
会社へ。
夕方まで仕事。
仕上がる。
本日のひとこと「人生に手を抜かない」
６月１８日（日）
クロアチア戦。
この日もゴール前に神がいた。
６月２２日（木）
『風に舞いあがるビニールシート』（森絵都著・文藝春秋）読了。
１０年来の約束を果たそうとする高校時代の同級生を描いた「ジェネレーションＸ」が出色。
中年と若年のサラリーマンの対比で世代間のギャップを描くと見せかけつつ、「大人」の普遍性をあぶり出す。重ねた月日に無駄なんかない。
このまま二人芝居にできる。
６月２３日（金）
ブラジル戦。
喪失は終わりではなく、始まりである。
サッカーも人生も。
６月２４日（土）
本日よりＷ杯決勝トーナメント。
トーナメントは侵略的だ。狩猟民族の文化と言える。
チャンスは１回限り。失敗したら（負けたら）そこで終了。
対して、リーグ戦は農耕民族的である。何度もチャンスがある。
同じシチュエーションに対する再試行が認められている。
４年前の日記にも書いたけど、日本人はトーナメントを理解していない（理解できない）。
６月２９日（木）
渋谷ルシネマ２で『１３歳の夏に僕は生まれた』。
予測し難い脚本が光る。
甘いラブソングが流れるラストが苦い。
６月３０日（金）
『鴨川ホルモー』（万城目学著・産業編集センター）読了。
ダメ大学生ファンタジー小説。
こういう話は地方都市が似合う。反都会性というか、土着的な雰囲気のない土地では成立しにくい。そういう意味で京都というのは完璧。森見登美彦系。ジャケ買いＯＫ。
６月を振り返り。
今月会社に行かなかった日は３日。
忙しい１ヵ月であった。
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