◆2006/03/30 更新◆
２月３日（金）
『容疑者Ｘの献身』（東野圭吾著 文藝春秋）読了。
トリックがテーマに直結しているのが上手い。が、人に薦めるほどではない。読んでいてあまり「盛り上がらない」。あくまで個人的な嗜好の問題。
２月９日（木）
『魔王』（伊坂幸太郎著 講談社）読了。
低いテンションで、緊迫度の高いストーリーを語る手法が新鮮。
評価を下しにくい、語りにくい作品。
２月１４日（火）
『告白』（町田康著 中央公論新社）読了。
とにかくものすごい力のある作家だということはわかった。
２月１７日（金）
渋谷ル・シネマ１で『歓びを歌にのせて』。
脚本の組み立てに、多少難がある。が、心に残るシーンが幾つもあるのもたしか。
２月１９日（日）
『死神の精度』（伊坂幸太郎著 文藝春秋）読了。
死神の登場によって、見えないはずの「自分の死」が具象化する。
２月２０日（月）
自分が嫌いだったら、生きていてもつまらない。
２月２２日（水）
芸術は人生を豊かにする。
芸術は人生を豊かにすることしかできない。
人生そのものを救うことはできない。