◆2010/07/04 更新◆
４月３日（金）
１１時起床。近所のカフェで朝食。フランスパンとベーコンエッグのアンチョビかけ。
店員さんとの会話。
「（最近、よく来ますが）近くにお住まいなんですか？」
「すぐそこです」
「お家でお仕事されてるんですか？」
「いえ、休みなだけです」
原宿で髪を切った後、久し振りのジム。
ＮＨＫ「世界ふれあい街歩き」が金曜２２：４５に移動。どんどんいい時間に移っている。今日からドナウ川下り。初回はミュンヘン。
４月４日（土）
「北朝鮮ミサイル発射」の誤報を２回も流した防衛省。組織としての未熟さを露呈した。
「イチロー胃潰瘍」イチローも人間なんだな。
４月１０日（金）
快晴。
初夏のような陽気。
バナナとビスケットだけで朝食をすませて上野へ。
阿修羅展は５０分待ちということで見送り。２１日以降、展示物が減ったら多少は空くのではと期待。
「ルーヴル美術館展」へ。
目当てはフェルメールの「レースを編む女」。
柔らかな陽光が画面全体に満ちている。少女の手元を照らし、左に置かれたクッション（？）に当たる光の描写が絶品。生地の質感と温かみが伝わる。シンプルな画面の中に時代の空気が詰まっている。
この作品以外、何が展示されているのか調べないで来たのだが、最後のセクションにラ・トゥールの「大工ヨセフ」があって感激。
目の中に飛び込んでくる圧倒的な存在感。
幼いキリストの手に握られたロウソクの灯りで指が透ける超絶描写。前かがみになったヨセフの額を照らし、足元に影をつくる。
暗闇の中に灯る１本のロウソクが普遍的な父子の姿を浮かび上がらせると同時に、神話の荘厳さを漂わせる。
会場を出るとまぶしく暑い。広場のベンチで感想のメモをとる。
一気に気温が上がったせいか、すっかり葉桜。欧米人の観光客が多い。
広小路口前の牛丼屋で昼食。
温泉玉子とバターがのっているのが特徴。大根と水菜のサラダをつけて。
中野に移動。
マロンクリーム入りのお焼きで糖質を補給してから、ジムへ。
夕食は近所の食堂で鶏胸肉と野菜のホイル焼き。小鉢が２つついて、野菜がしっかり摂れる。
４月１４日（火）
午前中は仕事。午後は自宅で書きもの。
夜は東京グローブ座で『夜は短し歩けよ乙女』。
そのまま芝居にしちゃダメだろ。
「春…夜の先斗町」、「夏…下鴨神社の古本市」は諸々のギャグが滑りすぎて惨憺たる出来だが、休憩をはさんだ「秋…学園祭」で持ち直す。劇中劇のエピソードなので、学芸会のような演技と演出がかえって馴染むのが理由か。
緋鯉のぬいぐるみを背負って舞台をうろうろする田中美保は超キュート。見所はそこだけ。
４月１５日（水）
できることしかやらされることはない。
４月１８日（土）
ＴＢＳ「スパサカ」の放送時間が０：００から０：３０に変更。エグザイルに負けたのかスパサカ。サッカー以外のニュースが増えて、サッカー番組とはもはや言えない。日本人はやっぱりサッカーなんかどうでもいいんだね。いい加減、日本人はサッカーに興味がないことを認めるべきだと思う。
４月１９日（日）
生きる上で自分以外に必要な人間なんか本当はいない。
４月２１日（火）
くもり時々雨。
近所のカフェで朝食。豚肉とキャベツの煮込み。
午後は自宅で雑事を片付け、夕方から都心へ。
整体に行った後、下北沢。
本多劇場で『神様とその他の変種』。
全然答えの出ない感じが極めて現代的。
冷たい雨。靴の中までぐっしょり濡れる。
４月２４日（金）
くもり。
先日、下北沢で雨に打たれて風邪をひいてしまった。病院に行き、抗生物質をもらう。
ジムには行かず、映画へ。
新宿ピカデリーの午後の回で『鴨川ホルモー』。
観客は２０人くらい。年配男性のソロが結構いる。意外。どういう回路で情報が流れているのか？
キャラクターの葛藤はそのままに、エピソードを大幅にカット。オニ語の発話と動きが「滑っていない」のは意外。オニに指令を出す際、言葉だけでなく身振りも必要としたのが面白い。ちゃんとギャグとして見られる。栗山千明は器用。
ロビーでホットドッグを食べてから続けて『バーン・アフター・リーディング』を観る。
初日の金曜日、１７時の回の３０分前に買ったわりにはいい席がとれた。
オフビートなコメディ。
４月２７日（月）
人生はいつだって準備不足。
４月２８日（火）
夜、突然の報せ。異動を知る。
４月２９日（水）
状況が動き始める。
ああ、ああ、人生が動く。