◆2008/11/14 更新◆
８月２日（土）
他者による承認をアイデンティティの基盤とする限りは、承認の数をいくら増やしたところで根本的な解決にはならない。すべての承認を失ったときアイデンティティは崩壊する。他者の承認なしに、いかにして自己肯定するかが重要。
８月８日（金）
極めて暑い１日。
池袋サンシャイン劇場で『嵐になるまで待って』（脚本・演出 成井豊）。
「しゃべれない」ということが、伝えるという行為の本質を浮き彫りにする。
それの不在がそれの意味を顕在化させる。
８月１２日（火）
『グイン・サーガ１２２ 豹頭王の苦悩』読了。
ミレイの《オフィーリア》を彷彿させる（頭の向きは逆だけど、オマージュとか引用で片付けていいのか）表紙の女性は誰なのか（髪の色がシルヴィアと違う）？ という疑問はさておき、今巻の“別離”が物語を前進させる力となることを願う。
８月２０日（水）
知性＝自分がやっていることを言語化する力。
８月２６日（火）
８月の後半に入ってから一気に涼しくなった。最近はずっと雨。
渋谷アミューズＣＱＮで『アクロス・ザ・ユニバース』。
真っ赤な表紙にイチゴをあしらったデザインのパンフレットが可愛い。
観客は２０人超。ほとんどがソロ。
ストーリーはあってないようなもの。
キャストたちの圧倒的な歌唱力と奇天烈な演出を堪能する。
印象的なシーンがいくつもある。
個人的にイチオシはボーリング場のシーン。主人公が歌う「Ｉ’ｖｅ Ｊｕｓｔ Ｓｅｅｎ Ａ Ｆａｃｅ」が恋の始まりを告げる。