◆2008/01/11 更新◆
９月１２日（水）
仕事をしなくていいのは１ヶ月振り。
正午、起床。銀座へ。伊東屋で印鑑のインクを買い、スコッチグレインで修理に預けていた靴を受け取る。
銀座線で原宿に移動して、ユナイテッドアローズで黒のスーツを購入。３つボタン、ノープリーツのごくオーソドックスなもの。
「ホタルノヒカリ」最終回。終盤は正直、失速。主人公が（意外と）まともなキャラであったことが原因か。
９月１３日（木）
新宿へ。
シネマスクエアとうきゅうで『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』。新宿ミラノから劇場変更になっている（ミラノ１では『エヴァ』が公開中）。『ハリポタ』は大きいスクリーンで観たかっただけに残念。観客は２０人ちょっと。ストーリーの進行が遅すぎる。展開もひねりに乏しく、シリーズ中最も出来が悪いのでは。
夜は渋谷へ。
シアターコクーンで『ドラクル』（作・演出 長塚圭史）。
前半は状況説明に費やされて、物語が動くのは幕間直前から。
領主の妻を演じた永作博美がいい。純粋で腹黒く、ひたむきで計算高い女性の心理を表現している。
全体の冗長さは否めないが、ラストシーンは素晴らしい。終わった愛、帰らない時間を「幸せだった」と言い切る主人公（市川海老蔵）の姿は胸に迫るものがある。
９月１７日（月）
「ファースト・キス」最終回。最後まで兄妹愛の物語として貫いた脚本に拍手。父―娘より心理的な距離は近いけど、影響力は大きくないのが兄―妹の関係である。父の不在が女の子の人格形成に大きな影響を及ぼすのに比して、兄は妹に対してそれほどの影響力を持ち得ない。兄―妹のドライでありながら、親密な距離感がよく出ていた。
９月１８日（火）
高円寺の庚申通りにある、いつも人が並んでいるケーキ屋が珍しく空いていたので、ショコラバニラのワッフルを買う。
帰宅後、洗濯物をたたみながら「花ざかりの君たちへ」最終回を観る。初めて観たけど、「これまで面白かったんだろうな」と思わせる最終回。ようするに逆ギャルゲーなんだ。葛藤（コンフリクト）を抱えたキャラクター（男）を主人公（ヒロイン）が立ち直らせる構図。ワッフルはしっかりした作り。存在感のあるクリーム。