◆2002/10/24 更新◆
１０月１日（火）
「いつか使うかもしれないから、とっておく」という考え方は、いつか新しい生活、本当の生活が始まることを期待している心性の現れである。
人生は「いま、ここ」の果てしない積み重ねに過ぎない。
いま必要ないものは潔く処分せよ。
１０月７日（月）
部屋の中はいくらか片付いてきた。
引っ越し予定日に戦後最大級の台風が東京を直撃し、飛行機が羽田に降りられなくて、出発空港まで引き返したのも今となっては遠い思い出である。結局、１日遅れで東京に到着。
引っ越し直後の魔窟的環境をようやく脱して、生活できる状態になりつつある。
バス、トイレが別の利点。
トイレを物置の代わりに使える。
現在、掃除機、アイロン、パネルヒーターなどが収納されている。
なんでもかんでも詰め込んでいたら、トイレを物置代わりにしているのか、物置にトイレがあるのかわからなくなってきた。
洗濯物を干していて気付いたのだが、アパートの斜め向かいに墓地がある。
窓から墓地が見えるなんて……なんて素敵なんでしょう。
１０月１５日（火）
新宿ピカデリーで『Ｄｏｌｌｓ』を観る。
限りなくファンタジーに近い。
山本耀司の奇天烈な衣装と相まって、菅野美穂の存在感が圧倒的。
場内は意外と空いていた。さすが平日。
渋谷に移動して、まもなく閉店するまんがの森で『ヒカルの碁 １９巻』（ほったゆみ・小畑健 集英社）、『ＨＵＮＴＥＲ×ＨＵＮＴＥＲ １５巻』（富樫義博 集英社）、『あゆみ』（須藤真澄 エンターブレイン）、『おさんぽ大王 ６巻』（須藤真澄 エンターブレイン）を購入。
スペイン坂のパスタ屋で遅めの昼食の後、シネマライズで『ピンポン』。
混んでる。ほとんどは女の子のソロ。
びっくりする位、原作に忠実。
１０月１８日（金）
本を買う目的は３つある。
@読むため
A所有するため
Bその本の著者、出版社、およびその本を並べている書店に対する『支持・賛同』の意思表示
買った本を読んだ後、売り払ったとしても、@とBの目的は達せられる。
というわけで、六畳間ライフの必然的帰結として「不要な」本は片っ端から売ることにしている。
今日も読了後、売り払うつもりで『ナイトメア☆チルドレン ３〜５巻』を読んでいたら、最終巻で思いっきり頭をなぐられた。
これは売れない。手放せない。
１０月１９日（土）
シングルベッドなのに組み立てるのに２人必要って、どういうことよ！ 無印良品。